日本全国で120万人の新成人が、大人としての門出を祝った1月10日。昨年12月、一足先に皇族として成年の祝賀行事を執り行われた天皇皇后両陛下の長女・愛子さまも、旧友たちと顔を合わせたのだが――。

学習院関係者が残念そうに話す。

「この日、都内のホテルで学習院女子高等科の卒業生による『二十歳の会』が催されました。2年前の卒業時の謝恩会もコロナ禍で中止になっており、彼女たちは再会を楽しみにしていました。愛子さまも、当初は出席される方向で調整されていたようです。しかし年明けから、オミクロン株の大流行で新型コロナの感染者数は再び急増。愛子さまが会場にお出ましになることはかないませんでした」

それでも卒業生の8割ほどは会場に来ていたが、愛子さまはビデオ通話アプリのZoomで参加。会場のスクリーンにはZoomでの参加者の顔が映し出されたという。

「画面に登場された愛子さまは純白に金の模様が入った振り袖をお召しになっていました。髪も着物に合わせてセットされていたのです。愛子さまのお姿が映し出されると、会場中が一瞬、息をのみ、そして歓声が上がりました。会場の出席者は色鮮やかな振り袖姿が目立ちましたが、それとは対照的な愛子さまの雰囲気に『まるで巫女さんみたいだね』といった声も聞こえました」(前出・学習院関係者)

残念ながら愛子さまがお話しになる場面はなかったというが、在学時から人気者だった愛子さまは、いまも同級生から慕われていることがよくわかる。この同窓会でのエピソードに、宮内庁関係者は驚いた様子で語る。

「愛子さまはこれまで、公の場で着物をお召しになったことはないはずです。会場にお越しになれないにもかかわらず和装で登場されたということで、愛子さまが旧友たちを大切にされるお気持ちが伝わってきます」

これまで、「着袴の儀」でお召しになった童形服や、新年の挨拶に着用される「御地赤」をお召しになったことはあったが、そういった儀式の際の特別な着物を除けば、愛子さまにとって今回が“初”の着物姿といえそうだ。

「会の催し物としては、有志による歌や演奏がありました。また中止となった謝恩会で流れるはずだったビデオも放映されたのです。このビデオは生徒が作ったもので、生徒全員が登場しているといいます。会場はたいへん盛り上がり、涙を流す出席者もいました」(前出・学習院関係者)

高校卒業に際して、愛子さまは《多くの素晴らしい友人たちに恵まれて、とても楽しく充実した学校生活を送ることができました》とコメントを発表されていた。画面越しではあったが、旧友との再会を喜ばれたことだろう。