ひろゆきこと西村博之氏(47)が、前新潟県知事で立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)に“論破“されたとして注目を集めている。

きっかけは、11月25日にビジネス動画メディア「ReHacQ−リハック−」のYouTubeチャンネルで配信された両者の対談動画。米山氏は地方の医師不足を解消するため、医師を都道府県ごとの人口に応じて配置することを提言。これを実現させるには、“市町村ごとに分かれる健康保険組合を統合すべき”と主張した。

だがひろゆき氏は、“健康保険組合の統合はすでに実現している”と反論。これに対して米山氏は、「国民(健康)保険という制度としては1つだけど、(国民健康保険の)組合は市町村ごとだからぜんぜん実現していないんです」と説明した。

それでもひろゆき氏は、「実態として市町村がやらざるを得ないじゃないですか。サービスはいっしょですよね? 金額は一緒ですよね? 国民(健康)保険って地域によって変わります?」と食い下がった。しかし米山氏に「地域によって保険料率違うよ。変わるよ。国民(健康)保険の地域によってできるサービスが違う。(金額も)変わる」と、“論破”されたのだった。また、一昨年に未成年女性とのパパ活疑惑が報じられ、自民党から離党した吉川赳衆院議員について、ひろゆき氏が「辞職しましたけど」と発言するも、即座に米山氏から「してないよ」と事実誤認を正される一幕もあった。

歯に衣を着せぬ物言いで数々の著名人を言い負かすなど、“論破王”の異名を持つひろゆき氏。’18年に出版した著書『論破力』(朝日新聞出版刊)では、論理的に話す方法やキラーフレーズを紹介。目次には《意見を言わずに事実を言う》《相手の「怒り」をかわすテクニック》などの手法が並んでおり、いくつもの“秘訣”があるようだが……。

「ひろゆきさんが議論に強いことから、“代弁してくれた”“スカッとした”と支持するファンも少なくありません。実際に先月も日本維新の会・藤田文武幹事長との対談動画で、大阪・関西万博問題の経済効果について切り込んでいました。藤田幹事長がハッキリと答えられなかったため、ネット上ではひろゆきさんを称賛する声が続々。

そうした“実績”から、いまでは識者の立ち位置でメディア出演する機会も増えています。しかし米山さんに『前提知識が乏し過ぎる』と批判されていたように、今回の対談では“詰めの甘さ”が浮き彫りに。

また、過去にひろゆきさんを“論破”したという経済評論家・上念司さんも昨年11月、メディアへの寄稿で《定義の設定が非常に甘い》と指摘していました。たとえ発言や知識に誤りがあったとしても、相手をやり込めようとする態度を改めないのであれば、“裸の王様”と言わざるを得ないでしょう」(WEBメディア記者)

米山氏は動画内でひろゆき氏について、「ひろゆきさんが、特段角度がすごいわけでも視点が鋭いわけでもなくて、程よく偉そうな人を罵倒してるから、その罵倒にみんな溜飲を下げて見てるだけ」と苦言を呈していた。

ネット上でも“敗北”したひろゆき氏に、冷たい視線が注がれている。

《ひろゆきは納得できる時とそうじゃない時の差が激しい気がする》 《論破王というか話すげ替え屁理屈王という気がしないでもないひろゆき氏 場に呑まれない米山氏には通用しなかったね》 《前提知識が乏しい  クリティカルヒットで草。論点ずらしってより例えを出してその極端な事をそのまま押し付けてる事が多いんだよな》 《困ったら相手の過去の醜聞ネタを繰り返すだけで見てて悲しくなっちゃった》 《もうこの知ったかおじさん持ち上げるのやめたら?》