400mハードル日本記録を保持する元陸上選手の為末大氏(46)。現在はスポーツコメンテーターなど多岐にわたって活動しており、5月22日から放送される『明鏡止水 武の五輪』(NHK)の第1回にも出演予定となっている。

いっぽうフォロワー数50万人を超えるXでは、様々な出来事に対する私見を投稿し続けていた。だが時には、その発言が炎上することもしばしば。コロナ禍だった’20年4月には、「朝の山手線、乗客35%減どまり」と報じるニュースに《出勤しちゃうんだ》とコメント。すると“上から目線”“在宅勤務できない人はまだたくさんいる”などと、批判の声が相次いでいた。

なにかと発言が注目を浴びてきた為末氏だが、5月21日までにXのアカウントが凍結されたのだ。実際に為末氏のアカウントには、《アカウントは凍結されています》と表記されている(21日15時現在)。

いっぽう直前には、Xで提案していた“多様性を理解する方法”が波紋を呼んでいた。為末氏は18日までに、日本人について次のように指摘していた。

《日本人が最も苦手な多様性は、性別でも国籍でも宗教でもなく、年齢だと思います。年上や年下と友達になれない。年齢によってどうしても態度を変えてしまう。この思い込みから逃れられなければ、少なくとも年齢の多様性は獲得できません。年齢が違う人の気持ちがわからないままです》

その上で、《50歳以降で多様性理解のために一番おすすめなのは「20歳以上下の異性の友達を作る」だと思っています》と別の投稿で提案していた。

だがこの投稿に違和感を抱いた人もいたようで、《なんで異性限定なん?》《気持ち悪くてビックリしました》《為末さんのお考えは分からなくもないけど、自分の利益のために誰かに近づくのは、卑しいし不健全だし、年下の方はパワハラと感じる場合も多いかと思う》といった意見が寄せられていた。

どのような理由でアカウントが凍結されたかは不明だが、Xでは騒然とする声が相次いでいる。

《フォロワーの数からすれば、なりすましではないだろうし。何があったんだ…》 《為末さん凍結はさすがに可哀想。ちょっとキモかっただけやん》 《為末さん凍結されたんだ。例の話のせいで通報されたのかな...》