5月28日(日本時間)のマーリンズ戦に3番DH兼投手として出場したロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(28)。

9回に訪れたサヨナラのチャンスで凡退した大谷は、自軍ベンチにヘルメットを叩きつけ、悔しさをあらわにしていた。

「WBCでは大谷選手の野球を自由に楽しむ姿に、日本中が夢中になりました。しかし、メジャーリーグの試合ではまれにイラついている姿を表に出すことがあります。大谷選手の怒っている姿を目撃したファンは、SNS上で《珍しくオコ谷》とつぶやいていました」(スポーツ紙記者)

たとえば’21年9月27日(日本時間)のマリナーズ戦。二刀流で出場した大谷は、1点リードで迎えた7回、相手打者に本塁打を浴びた。その裏の攻撃で前の打者が凡退し、スリーアウトになると、ベンチに戻ってきた大谷は、バットを地面に打ちつけていた。

「大谷選手が感情的になるときには傾向があります」と前出のスポーツ紙記者。

「バッターとして出場した際にも審判の判定などに怒りを見せることはありますが、その多くは大谷選手が二刀流で試合に出場しているときなのです」

’22年6月から「NHK WORLD-JAPAN」で配信されている動画でも、大谷の通訳を務める水原一平氏が、’18年に肘のけがで大谷が降板した際に、ベンチ裏でドーンと大きな音がするほど暴れていたと証言している。

これに対して、大谷は、「そうですね。怒っていましたね」と明かし、さらにこう続けていた。

「やっぱり投げたいという気持ち。自分が任されている試合なので。僕の中では投げられる感じだったんで。投げるっていうのがまあ普通のことかなって」

’20年3月に、「デサントジャパン」が公開したインタビューでは大谷は緊張について聞かれ、《投げるときはしますね、でも打つときは緊張したことないです、ほぼ。投げるのはそのピッチャーのせいで試合が終わったりするので》と話している。

緊張と大谷が怒りをあらわにするときの関係について、京都先端科学大学健康スポーツ学科の満石寿准教授はこう解説する。

「人間の本能として備わっている怒りは、そもそも悪いものではありません。時に、怒りの感情はパフォーマスの向上に繋がることもあります。

表に出すのか、抑え込むのか、コントロールすることが重要です。真剣勝負により不安が生じるなかで、ストレスや緊張が高まります。これに対して怒りをむき出しにすることでリセットしているのではないでしょうか」

ふだんは柔和で謙虚な大谷だが、重圧のかかる二刀流のときに、たま〜に“オコ谷”に変身する人間味のある姿も魅力的♪