兵庫県の井戸知事は21日の記者会見で、3度目の緊急事態宣言が発令された際、プロ野球の延期や中止は視野に入れているかと問われた際、「プロ野球は日程が決まっていて、前売(のチケットの販売)もしている。今の状況を続けるのはいかがかと思うが、試合までやめる必要性はないのではないか」と述べた。

井戸・兵庫県知事 3度目の緊急事態宣言が発令された場合「プロ野球の試合までやめる必要性はないのでは」(21日午後 兵庫県庁)
井戸・兵庫県知事 3度目の緊急事態宣言が発令された場合「プロ野球の試合までやめる必要性はないのでは」(21日午後 兵庫県庁)

 一方で、「観客の数を絞ったり、(球場での)飲食条件を厳格化したりすることなどが必要になってくる。期間も1か月とするのか、2週間重点的にやるのか。兵庫県だけで決められる話ではなく、連盟と相談しなければならないため、政府の検討状況を踏まえたい」と慎重な姿勢を見せた。

 兵庫県には阪神タイガースの本拠地・阪神甲子園球場(西宮市)があるが、井戸知事は「現状で、甲子園であれば約10分の1の観客しか入っていない。さらに人数を絞るのか、無観客でやるのか。こういったところがポイントになるだろう」と述べた。県は23日の対策本部会議で対応を最終決定する。

 大阪府の吉村洋文知事は、 20日の新型コロナウイルス対策本部会議後の会見で、プロ野球などを含めた緊急事態宣言期間中のイベント実施について、「大きな人の流れを抑えるためには、原則中止か延期すべき」との考えを示している。