103回目となる夏の高校野球(第103回全国高等学校野球選手権大会)兵庫大会の組み合わせ抽選会が22日、明石市のアワーズホール(明石市民会館)で行われ、4回戦までの組み合わせが決まった。例年の抽選会とは異なり、出場する157チームの顧問が、主将に代わり出席してくじを引いた。7月3日に明石トーカロ球場で行われる開会式の選手宣誓は、第1シードの16校から抽選で選ばれた神戸弘陵の林天翔(てんと)主将が務め、開会式直後の開幕戦は、星稜と県立農業の顔合わせに決まった。

抽選会でくじを引く、出場校の顧問(22日午後=アワーズホール)
抽選会でくじを引く、出場校の顧問(22日午後=アワーズホール)

 抽選会ではまず、第1シード校と第2シード校の計32チームが16ブロックに振り分けられた。これで第1・2シード校同士は4回戦まで対戦しないほか、春の県大会優勝の神港学園と、同準優勝の神戸国際大付は決勝まで対戦しない。5回戦以降は、勝利校の主将が試合会場でくじを引き、対戦相手を決める。

 2年前の前回大会で優勝し、甲子園でも春夏連続となる4強入りを果たした明石商は今大会ノーシードで、春大会でコールド負けした第1シードの神戸弘陵と同じブロックに入った。今春のセンバツに21世紀枠で出場した東播磨は、第2シードから頂点を狙う。

決勝戦が行われる予定のほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)
決勝戦が行われる予定のほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)
開会式と開幕戦が行われる予定の明石トーカロ球場(明石市)
開会式と開幕戦が行われる予定の明石トーカロ球場(明石市)

 球場では新型コロナウイルスの影響で、吹奏楽や鳴り物、メガホンなどを使った応援はできないほか、観客は5,000人を上限に、収容人数の50%以内とする。県内9球場で熱戦が繰り広げられるが、暑さに備えるため、5回戦以降は原則、各球場1試合のみ実施される見込み。大会が順調に進めば、決勝戦は7月29日に、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で行われる予定。

■昨夏は原則、無観客で代替大会を開催

 2020年は新型コロナウイルスの影響で県大会は中止になったが、最大6試合を戦い、ベスト8までを決める代替大会が行われた。20人がベンチ入りでき、特例として試合ごとのメンバー変更が認められた。また、試合は原則無観客で、控え部員と3年生の保護者に限り観戦できた。対戦カードは公表されるが、各校が試合を行う会場や試合時間は、観客の殺到を避けるため公表されなかった。