女子サッカーの国内プロリーグ「WEリーグ」でプレーする選手が、プロ入り後に見られた自身の変化や、女子サッカー発展に向けての課題について、ラジオ番組で明かしました。

 2023-24シーズンからWEリーグのノジマステラ神奈川相模原に在籍する、大阪府出身のDF常田菜那(つねだ・なな)選手。小学3年生のときにサッカーを始めると、地元のサッカークラブから女子サッカーチーム、高校サッカー部へと歩みを進め、東洋大学へ進学。大学時代には、ユニバーシアード日本女子代表に選出されました。卒業後は、なでしこリーグの伊賀FCくノ一三重に加入。姉・常田麻友(つねだ・まゆ)選手との双子での活躍を続けましたが、2023年、ノジマステラ神奈川相模原へ活躍の場を移すことになり、姉と初めて別のチームに所属することに。初のWEリーグではけがなどの影響もあり、5試合の出場にとどまりました。

「プロ入り当初は、生活スタイルの変化に戸惑いを感じた」と振り返った常田選手。学生時代は勉強と部活、社会人時代は仕事とサッカーと、メリハリのある生活を送っていたのに対し、プロ入り後はほとんどの時間をサッカー関連に費やすことになり、「サッカー以外の時間をどうマネジメントするのかが難しい」と悩むようになったといいます。

 自分自身と向き合う時間が増えたことで不安を感じる機会も多くなったそうですが、「大学からそのままWEリーグに入っていたら、この視点は絶対に持てなかった」と考えることで、「ありがたい時間だと思えるようになった」と話しました。

 番組内では、ファンとのコミュニケーションを大切にしている常田選手が、女子サッカー発展に向けた課題について語る場面も。

 ブランディング戦略の重要性を認識し、「SNSやファン交流会などの発信力を高める必要性を感じている」と述べた常田選手。「(女子サッカーは)ファンの数が少ない分、接する時間は男子サッカーより深い。女子サッカーの良い面でもあるとは思います」と述べていました。

※ラジオ関西『アスカツ!』2024年5月18日放送回より