大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が20日、なんばグランド花月(大阪市中央区)で上演された吉本新喜劇にサプライズ出演し、約5分間、座員らとコミカルなトークを繰り広げ、ギャグも披露した。

 開幕まで300日を切った大阪・関西万博を盛り上げるために登場したミャクミャクは、新喜劇座長・吉田裕さんの持ちネタに挑戦。その後「吉本新喜劇、65周年おめでと! 万博に来てや、待ってるで〜 」と覚えたての大阪弁を披露した。

 「喋れるんかい!」。共演する島田珠代さんや音羽一憲さんらを驚かせた。水から生まれたとされるミャクミャクは、言葉を知らなかったが、少しずつ人と話すことで言葉を覚えていくという。

 今年4月13日、東京都内で開かれた開幕1年前イベントで公開された動画で、初めて「こんにちは〜」と言葉を発したミャクミャク。SNSで「こんな声だったのか」と盛り上がった。今回は、公の場で初めて"生の声”を発し、客席から拍手喝采を浴びた。

 吉本興業ホールディングス(HD)は大阪・関西万博で民間パビリオン「よしもと waraii myraii館」を出展する。