新1万円札の発行を記念し、JR東日本高崎支社(群馬県高崎市)は20日から、渋沢栄一ゆかりの地を巡る「渋い鉄道スタンプラリー」を秩父鉄道(埼玉県熊谷市)と連携して実施する。JRの6駅、秩父の4駅でスタンプを集めると賞品がもらえる。8月31日まで。

 JR高崎線の前身の日本鉄道と、秩父鉄道の前身、上武鉄道の設立に渋沢が関わったことから企画した。

 スタンプを設置するのはJRの東京、浦和、上尾、熊谷、深谷、本庄と秩父のふかや花園、長瀞、秩父、三峰口の計10駅。深谷は駅舎、ほか9駅は古いタイプの「渋い」車両をモチーフにしたスタンプを用意する。台紙は10駅で配布する。

 賞品は10駅集めるとパスケース(先着200人)、5駅はキーホルダー(同300人)、3駅はクリアファイル(同500人)で、10駅と5駅はスタンプラリー実施期間中に有効な「休日おでかけパス」か「のんびりホリデーSuicaパス」の提示が必要。10駅、5駅の賞品は熊谷駅、3駅は本庄駅で配る。

 問い合わせはJR東日本高崎支社(☎027-320-7111)へ。