12人の美女たちが、20代の「ガールチーム」と30代の「レディーチーム」に分かれ、ハイスペ男性4人を奪い合うABEMAの新作婚活サバイバル番組『GIRL or LADY 〜私が最強〜』が話題です。

圧倒的に少ない男性を取り合うヒリヒリしそうな設定はもちろん、ガールとレディ、それぞれの魅力や恋愛観のリアルが絶妙に描かれており、アラサー女性には共感が止まらないんです…!

ということで、今回は現在無料見逃し配信中の1話&2話を試聴した上での番組の見所をご紹介します。

Girl or Lady

素直なグイグイガール VS 冷静沈着見守りレディ

本作の本作のサブタイトルは「〜私が最強〜」、見どころが「恋と年齢のリアル」と打ち出されているのですが、本当にこの通り。20代と30代の恋愛観のリアルが見て取れます。名付けるならば、素直なグイグイガールと冷静沈着見守りレディ。

Girl or Ladyガールはみんなとにかく自信に満ち溢れていて、素直。好きな気持ちに忠実でグイグイいっちゃいます。こんな可愛い子たちにこられて拒否る男性いるんか…?

序盤の登場シーンでもガールたちは「自信はあります。可愛いから」「この歳で愛嬌があるってことはそれ以上に叶うものはないんじゃないかな?」といった、とにかく自己肯定感爆高な意気込みが際立ちます。若い×可愛い=恋愛無双モードって感じでキラッキラ。眩しい&羨ましい……!

一方、ガールよりも恋愛経験豊富なレディは、相手のことを冷静に見極める千里眼&さりげなく男性をリードするのが上手い。ここはもう経験値としか言いようがない。

Girl or Lady最初に行われたチームごとに自分たちの魅力をアピールする「ファーストアピールセレモニー」では“中身”を知るための恋愛トークを展開し、性格や恋愛観をチェック。

人材サービス会社の代表をつとめるタイスケ(28)が「恋愛をしたことがない」と打ち明けたことにより少しざわついた雰囲気になった時も、すかさず自身で会社を経営しているミサキ(30)が「自分でお仕事とかしているとなかなかね」とフォロー。

気遣いができるレディ、さすがです。

全て筒抜けのモニタリングルーム、吉か?凶か?

最初のバトルではレディチームが勝利し、男性4人とナイトパーティーを楽しむことができたのですが、その様子は敗者であるガールチームに全て見られているというまさかの仕様。

Girl or Lady〜私が最強〜相手チームが男性陣と急接近する様子を見せるなんて「鬼畜〜!」と思いきや。ガールは筒抜け状態のナイトパーティーでの会話から「もっと話せば良かったんだ」と自分たちの敗因を知って反省。さらに、レディの会話術や男性の恋愛観を参考にしたりと、学ぶ姿勢がすごい。

最初は“私たち無敵!”モードだったのに、一勝負終わった後にはレディの魅力を認めた上で、どうすればいいのか考えるなんて、この番組を通してガールの恋愛偏差値がさらに上がりそう。ガールの追い上げも見ものです。

さらに、この“全て筒抜け”のモニタリングルームが、男性陣の八方美人な行動を暴き、女性陣の好感度に大きく影響することになるのです。



早くも女性を敵に回しそうな男性発見

第2話では、ガールとレディ1人ずつと、男性1人で「トライアングルドライブデート」をするのですが、デート中に「(勝ってご褒美デートができたら)ちゃんと1対1で話してみたいかも」というベンチャー企業の広報人事のサエ(33)に「今、話す?」と即答したのが、パーソナルジムの経営者であるシュンヤ。

Girl or Lady〜私が最強〜「隣にもう1人女性いるのにそんなことする…?」と驚いてしまうのですが、シュンヤの無理やり2ショットはこれだけでは止まらない。

密着した車内で、さっきまで2ショットで話し、「夜会えたらいいね」と言葉を交わしていたサエが横にいるにも関わらず、新しくガールチームからやってきた俳優のミキ(25)が「(恋愛は)結構フィーリング。感覚型」と発言したのを受け、「俺も感覚すごい大事にしてる」「人に触れたりした時のフィーリングも大事かなと思って」といいながら手と手を合わせたり、にぎにぎしたり。なぜか3人でいるのに2人の世界。サエの顔はもうお通夜モードでした。

チームだからこその情報共有、全て筒抜けのモニタリングルームによって、レディチームのシュンヤの評判はまだ2話なのに下がり気味。誰にでもいい顔をしてモテようとすると、女性を敵に回す結果になるんだぞ!

名言メーカーのMC陣のトークにも注目

設定から「面白そうだな〜」とは思っていたのですが、第2話にしてすでに紹介しきれないほどの見所たっぷりですでにトリコ。共感も止まらないし、ガールとレディのピリッとした感じも「自分って嫌なやつだな〜」と思いつつも楽しんでしまいます。



また、考察力高すぎるアンミカさんの発言や、男性の立ち振る舞いに対する若槻千夏さんのキレッキレな指摘、それをマイルドにまとめてくれるぺこぱのシュウペイさんのスタジオトークにも注目して欲しいです。

例えば、レディは初っ端から全員の個性が外見や中身から際立っていましたが、それについてアンミカさんは「女性の人生観は顔に出る」とズバリ。その理由は20代で好きなメイクやファッションを研究して、自分に似合うように取り入れた結果、それが色濃く出てきてるからだと説明してくれるのですが、本当にその通りで。レディのメイクとファッション、昼のデートと夜のデートで上手く変えたり、なんと言うか自分の良さを最高に活かしてるんですよね…。

文字数の関係で泣く泣く紹介し切れなかった部分も多数あるので、ぜひ実際に見て欲しいです!

<文/瑞姫>

【瑞姫】
1994年生まれ。奈良県出身。エンタメメディアでの芸能ライターとしての経験を経て、フリーランスのライターに。主にエンタメ・トレンド系の取材・インタビューを中心に、恋愛コラムの執筆を行っている。フォロワー数4.5万人のTwitterでは恋愛・美容系について発信する、インフルエンサーとしても活動中。漫画と散歩と猫が好き。

Twitter:@mizuki32k