フォーミュラEの『アタックモード』、マラケシュで真価を発揮? レイアウトにドライバーたちの期待集まる

フォーミュラEの『アタックモード』、マラケシュで真価を発揮? レイアウトにドライバーたちの期待集まる

 1月12日(土)に第2戦マラケシュePrixが開催されるフォーミュラEのシーズン5。一部のドライバーたちは、今シーズンから導入されたアタックモードが開幕戦ディルイーヤePrixよりも良く機能するのではないかと期待している。

 ピットストップに代わる戦略的要素として、日本のゲーム『マリオカート』などを参考にして考案されたアタックモードは、レーシングライン外に設けられた”活性化ゾーン”を走行することで使用することができるようになる。タイムをロスする代わりに、一時的にパワーアップすることができるのだ。

 開幕戦では、この活性化ゾーンがコーナー出口のイン側に配置されており、危険だとしてドライバーから批判が集まり、ゾーンの移動が余儀なくされた。

 マラケシュでは、長い左コーナーであるターン3外側に活性化ゾーンが設けられており、より自然にレーシングラインを離れ、ゾーンを通過することができるだろう。

 サム・バード(ヴァージン)は「前回のレースよりもオーバーテイクが多く行われるだろう」と、motorsport.comに語った。

「活性化ゾーンのポジションが前よりも良く、非常に長いストレートの直前にあるからだ」

 開幕戦で活性化ゾーンの配置を批判していた現チャンピオン、ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)も、マラケシュではその配置に満足しているようだ。

「より良い場所にあるので、少し改善されている。前はウォールと非常に近かった。アタックモードを活性化するのに、壁に接触しそうなところまで近づかなければならなかったんだ」と、彼はmotorsport.comに説明した。

 さらに開幕戦では、ゾーンの配置が危険だった上にタイムロスも大きく、せっかくアタックモードを使用しても失ったタイムを取り戻すのが精一杯で、オーバーテイクにまで至らないケースが多かった。

 BMWアンドレッティのアレクサンダー・シムズは「以前ほど難しくないし、それを使用することでそれほど大きなタイムロスはないと思う」と話した。

「見る限り、コーナーもタイトではないし、少しワイドに走ればいい」

「僕にとって、そこにどれだけのマーブル(タイヤのカス)やほこり、汚れがあり、アタックモードを最初のうちに使ってしまうのか、20台のマシンが通過した後に使用するのかが大きな問題だ」

「おそらく、失ったタイムを取り戻す以上に、オーバーテイクを可能にするポテンシャルがあるはずだ」


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