F1モナコGP初日を圧倒したメルセデス。不安材料は”タイヤの発熱”「ここは予選が重要」

F1モナコGP初日を圧倒したメルセデス。不安材料は”タイヤの発熱”「ここは予選が重要」

 今季開幕から5戦連続で1-2フィニッシュを達成しているメルセデス。前戦スペインGPの低速区間”セクター3”で圧倒的な速さを誇っていたことから、モナコGPにも優勝の最有力候補としてやってきた。

 その勢いのまま、メルセデスはモナコGPの初日に速さを見せた。フリー走行1回目、2回目共にルイス・ハミルトンが首位。特にFP2では、バルテリ・ボッタスが2番手に入り1-2。それだけではなく、3番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に0.7秒もの差をつけた。

 今回も盤石のように見えるメルセデス。しかしチーフ・レースエンジニアのアンドリュー・ショブリン曰く、タイヤが適正温度に温まるまでに時間がかかりすぎており、それが予選でコース上が混雑した時に、問題となる可能性があるという。

「午後には暑くなったにも関わらず、我々はソフトタイヤを履いてコースインした1周目に問題を抱えているようだ」

 そうショブリンは語った。

「我々の一番の関心ごとは、1周目からソフトタイヤをしっかりと作動させることだ。タイム自体は良かった。しかし、そこにたどり着くまでには何周もかかった。そして、このコースでは予選がとても重要なのだ」

「今晩から明日にかけ、エステバン(オコン/リザーブドライバー)がシミュレーターで作業してくれている。それがうまくいけば、我々にとって助けになるだろう」

 それ以外の部分ではかなりスムーズに作業が進んだと認めるショブリン。しかしコース上があまりにも混雑していたため、チームが望んでいたようにはデータを収集することができなかったと主張した。

「最初のセッションは良かった。我々はセッションが落ち着いた時に走ろうとしていた。そして、クリーンエアの中でドライバーたちを走らせることができた」

「タイヤの温度が上がると、マシンはとてもバランスが取れた状態になった。2回目のセッションではミディアムタイヤで走り始めた。かなり苦労するのではないかと思ったが、実際にはかなりうまくいった」

「しかしロングランでは、信じられないようなトラフィックに苦しんだ。ドライバーは2周連続でクリアラップを取るのにも苦労したんだ。それはレースに挑むにあたって、必要なレベルの情報を手にできていないということを意味している」


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