圧倒的強さのメルセデスF1、手綱を緩めず……2019年マシンの”開発を止めるな!”

圧倒的強さのメルセデスF1、手綱を緩めず……2019年マシンの”開発を止めるな!”

 今季のメルセデスは、開幕から圧倒的な強さを発揮し、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスで8連勝を達成した。その後もイギリス、ハンガリーで勝ち、14戦を終えた時点で10勝と完璧なまでの成績を残している。

 その結果、ハミルトンは、メルデセス以外でドライバーズランキング最上位につけるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に対し、99ポイントのリードを築いている。またコンストラクターズランキングでも、2番手のフェラーリに154ポイントの差をつけている。

 メルセデスが今季のダブルタイトル獲得を逃すには、恐ろしいほどの不運に見舞われる必要があるだろう。そのくらいのセーフティリードと言える。しかしチームのトト・ウルフ代表は、まだ快適なリードを保つには至っていないと感じているという。

「激しい戦いは2019年も続いている。そして、まだ7戦残っているんだ」

 そうウルフ代表は説明した。

「我々は両方の選手権で、しっかりとしたリードを築いている。しかし悪い週末が1回か2回あると、反対の方向に進んでしまうかもしれない。だから、プッシュし続けなければいけないんだ。これが我々のやることだ」

「確かなことは何もない。我々はスパやモンツァで苦労することを知っていた。そして、それが実際に起きたんだ」

「データ上で見れば、シンガポールは我々とレッドブルにとって非常に良く見える。しかしその間にフェラーリも学んでいるはずだ。ハンガリーの時よりも優れたパッケージを持っているのは、間違いないだろう」

 一方のフェラーリは、メルセデスとのポイント差を縮められそうにないことを理解している。しかし定期的に勝利に挑めるよう、マシンを改良できると考えているようだ。

 フェラーリのドライバーであるセバスチャン・ベッテルは、次のように語った。

「我々は今季も、チャンピオンの最有力候補ではない。でも、その状況で愛想良くしておく必要はない」

「おそらく、僕らが高い競争力を発揮できるレースもいくつかあるはずだ。でも全体的に良い週末を過ごすことが必要だと思う」

「速さはあるから、僕はそれほど心配していない。正直なところ、物事をしっかりとまとめ上げるだけだ」

「一方で、正しい形でマシンを開発し続けるということを、確実に続ける必要がある。だからシーズンの最後には、今よりも競争力があるようにしなきゃいけないんだ」


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