モーターランド・アラゴンでの連戦となっているMotoGP第12戦アラゴンGP。そのフリー走行2回目が行なわれ、LCRホンダの中上貴晶がトップタイムをマークした。


 フリー走行2回目の開始時刻には気温は20℃を上回り、路面温度は24℃となった。

 セッションが始まると、FP1に比べて早くから各ライダーがタイムアップ。スズキのアレックス・リンスやジョアン・ミル、ペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロやフランコ・モルビデリがタイムシート上部に並んだ。

 開始から10分を過ぎた時点でのトップは中上貴晶(LCRホンダ)。タイムは1分48秒354だった。

 このセッションではカル・クラッチロー(LCRホンダ)がリヤにハードタイヤを唯一選択。前戦アラゴンGPでもハードを選択するライダーは現れなかったが、先週よりも暖かいコンディションにハードの有用性を見出したのかもしれない。ただタイムでは1分50秒台後半に留まっており、クラッチローは5周を走るとピットへ戻り、その後は前後ミディアムタイヤに履き替えていた。

 セッション中盤には再び各ライダーがコースへと戻ったが、しばらくタイム更新は控えめに。タイムシート上位につけているライダーたちは連続周回でのペース確認へ入った。

 セッション残り18分、ポル・エスパルガロ(KTM)が1分48秒439をマーク。2番手に浮上してきた。

 セッション終盤のタイムアタックに備えて多くのライダーが一度ピットへと戻り、残り時間10分を切ると再びコースへと入っていった。

 FP2のアタック合戦の口火を切ったのはアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)とミル。アレイシは1分48秒600をマークし4番手に飛び込んだ。またミルは最速ペースを刻み、1分48秒182をマーク。トップへと躍り出た。

 残り3分、アタックに入った中上とミルが最速ペースをマーク。ミルは自己ベスト更新に失敗したが、中上は1分47秒931をマークしトップを奪い返した。

 また中上のチームメイトであるクラッチローも1分48秒368をマーク。3番手に浮上した。しかしそのタイムはイケル・レクオナ(テック3・KTM)に僅差で上回られた。

 残り1分を切ると多くのライダーがさらにペースを上げ、各セクターで最速タイムを更新していく。クラッチローが1分48秒111と自己ベストを更新し2番手に迫ったが、中上も1分47秒782をマークしてトップのポジションを守った。

 チェッカー後のラストアタックでは、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が1分47秒957を記録。2番手に割って入った。

 以降タイムを更新するライダーは現れず、これでFP2は終了。中上がトップタイムとなった。2番手はビニャーレス、3番手はクラッチローだ。

 FP2で絶不調だったのはドゥカティ勢。6名全員がトップ10を外れてしまい、さらにタイトルを争うアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に至っては18番手。初日総合19番手タイムと最後尾付近にまで沈んでしまった。

 なお初日総合タイムでのトップ10は中上、ビニャーレス、クラッチロー、クアルタラロ、ミル、アレックス・マルケス(レプソル・ホンダ)、リンス、レクオナ、アレイシ、ポルとなっている。