モーターランド・アラゴンでの連戦で行なわれているMotoGP第12戦テルエルGP。その初日の走行ではドゥカティ勢がかなりの苦戦を強いられ、6名のライダー全員がトップ10圏外となってしまった。


 中でも、タイトル争いの渦中にいるアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)は、テルエルGPが非常に重要なモノとなるとレースウィーク前に語っていたにもかかわらず、総合19番手と最後尾付近に留まってしまった。

 ドヴィツィオーゾ曰く、初日の走行では風とその他いくつかの問題に悩まされていたという。

 彼はソフトタイヤでのアタックを行なわなかったため、このポジションは真のポテンシャルを反映したものではないと考えているが、それでもギャップは大きいと認めた。

「僕としては、ライバル勢よりも改善していけると予想していたんだけど、真逆のことが起こった」

 ドヴィツィオーゾはそう語る。

「今日吹いていた風はたしかに僕らにとっては助けにはならなかった。おそらくドゥカティ勢はライバルよりもそれに苦戦していた。正確なところはわかりようがないけれど、僕はそう思っている」

「ホンダ勢はこのトラックで本当に良いバイクを手にしていて、より自信があるみたいだ。彼らは他のライバルよりも速く走れている」

「今日彼らが示したペースはちょっと信じられないようなもので、スズキ勢2台も速い。問題は僕らが一歩も前進できていないことで、依然として風に悩まされていたんだ。それから午後の走行ではいくつかの小さな問題もあってあまり走れなかったし、ソフトタイヤでは周回を重ねられなかった」

「それがやろうとしていたことだった。僕らはソフトタイヤではもっとポテンシャルがあるはずなんだ。それを確実にするには、(レースと同じ)23周を走らなくちゃいけない。僕は先週のレースと同じスピードがあると思っている。ただ多くのライバルは、それ以上の速さを発揮しているんだ」

 2日目以降の展望については、ドヴィツィオーゾは次のように語った。

「確かに僕らはもう少し前進することはできる。だけどギャップが大きすぎる。もう少し良いポジションにつけると思うし、明日はトップ10をかけて戦えると思うよ」

「でも目標はトップ10に入ることじゃなくて、トップを争うことなんだ。これが限界だということが、僕らの問題だよ」

 プラマックのジャック・ミラーはアタック中にトラックリミット違反があったためにタイムを抹消され、結果としてFP2は最後尾となってしまった。

 しかしミラーはセッションを通じてレースペースに関する作業に集中していたと語り、マシンはよく機能していると主張した。

「バイクは上手く機能しているよ。コースに出て、レースペースに関する作業を進めていたんだ」

「ただソフトタイヤについては、この気温ではそれほど素晴らしい働きはしていない様に見える」

「でも先週末よりは良くなった。僕らはバイクをより快適に走らせることができるモノを見つけたんだ」