2021年の世界ラリー選手権(WRC)開幕戦である、ラリー・モンテカルロが1月21日から始まるが、F1ドライバーのエステバン・オコン(アルピーヌ)が序盤2ステージに参加する予定だ。

 2021年のWRCは新型コロナウイルスの影響を避けることはできず、開幕戦も無観客での開催予定となっている。

 オコンは青いカラーリングのアルピーヌA110Sを駆ってラリー・モンテカルロへと参加。21日(木)にシェイクダウンを行ない、SS1、SS2の2ステージに参加することになる。

 参戦に先立ち、オコンは次のようにコメントを寄せている。

「初めてのモンテカルロだ。これは伝統的なイベントで、モータースポーツのカレンダーの中でも宝石とも言えるモノだし、その一員となれることがどれほど特別なことなのかよく分かってる」

「美しいアルピーヌA110Sをドライブするのが楽しみだよ。去年10月にニュルブルクリンクで3周だけA110を走らせる機会があった。とても快適かつ機敏な走りで、素晴らしい1日だった。タイトなヘアピンや山道での挑戦のために生まれてきたようだ」

「実はラリーが、僕の夢だったんだ。だからA110Sをモンテカルロで走らせることは、今年の始まり方として最高のモノだよ」

 2021年、ルノーはF1チームの名称を“アルピーヌ”へと変更。新CEOのルカ・デ・メオのもとで、このブランドをよりアピールしようとしている。

 今回のオコンによるWRC参加は、F1を含む彼らのアルピーヌブランド推進への姿勢の表れのひとつと言えるだろう。

 アルピーヌはモンテカルロでのラリーで長い歴史を持ち、1969年に初表彰台を獲得。1971年にはA110での優勝を果たしている。またWRCの公式戦では1973年に初優勝を飾っている。

 なおアルピーヌF1は1月中旬に暫定カラーリングを発表。合わせて新マシンの名称が『A521』となることも明かされた。