ブガッティ・サーキットを舞台に行なわれているMotoGP第5戦フランスGP。Moto2クラスの予選は、ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)がMoto2での初ポールポジションを獲得した。

 レースウィークを通じて天候が不安定となっている今回。Moto2クラスよりも先に予選が行なわれたMoto3クラス、MotoGPクラスでは予選中に雨が降ったり止んだりといった難しいコンディションに各車が悩まされた。

 サーキット上空を厚い雲が覆う中、Moto2クラスの予選がスタートすると、小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)を含め各車がスリックタイヤでコースに入り、アタックを行なった。

 路面コンディションが徐々に良くなっていくにつれ、各車のタイムが上がっていくが、その中でも小椋とジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)が1分36秒台のタイムで上位につけた。

 小椋は最終アタックでタイムをあげ、2番手でQ2進出を決めた。ロバーツ、シモーネ・コルシとロレンツォ・バルダッサーリ(共にMV Agusta Forward Racing)もQ2へ駒を進めた。

 すると、Q2開始までに再び空から雨粒が落ち始めてしまう。各チーム慌ただしくバイクのセッティングを変え、レインタイヤでコースインしていった。

 ポイントランキング2番手のサム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)はスリックタイヤでコースイン。しかし走行継続は不可能だったようで、すぐにピットに戻った。

 小椋は一時トップタイムを記録するが、その直後にターン7ではハイサイドを起こし転倒。他にも転倒が続出し、残り時間7分を切ったところでタイムを記録できていないライダーが約半分いるという荒れ模様のセッションとなった。

 そんな中でも、Q1から速さを見せていたロバーツや、ポイントリーダーのレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)、ランキング3番手のフェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)といったライダーは着実に周回を重ねてタイムを上げていった。

 ラストアタックでもオーダーは目まぐるしく入れ替わったが、ポールポジションはフェルナンデスが確保。Moto2クラスでは初のポールポジション獲得となった。

 マルコ・ベッツェッキ(SKY Racing Team VR46)がラストアタックで2番手に飛び込み、Q1から光る速さを見せたロバーツは3番手だった。

 小椋は転倒の後、再スタートができなかったようで最終的に16番手に沈んだ。