モンテカルロ市街地サーキットを舞台に開催されたF1第8戦モナコGP。決勝レースでは、1周目から赤旗中断となる波乱の展開となった。

 スタート直後、3台が絡む大クラッシュが発生。16番手スタートだったレッドブルのセルジオ・ペレスは、ターン2“ボーリヴァージュ”で並びかけたハースのケビン・マグヌッセンと接触してスピン。コントロールを失ったペレスのマシンは、もう1台のハース、ニコ・ヒュルケンベルグを巻き込んだ。

 なお赤旗が提示される前には、アルピーヌの2台がターン8“ポルティエ”で同士討ち。オーバーテイクを仕掛けた側のエステバン・オコンのマシンは接触で宙を舞い、着地の衝撃でフロアなどを強く打ち付けたため、赤旗中断中にメカニックがガレージ内で作業を行なった。