女子アナがフリー転身先に「芸能プロダクション」を選ぶようになったワケ

(左から)宇垣美里、加藤綾子、田中みな実

 河野景子が、古巣であるフジテレビのバラエティー番組『グレイティストTVショー〜ブラウン管が生んだスターたち〜』でMCを務める。

 3月25〜29日まで限定で放送される番組だが、河野は27日放送分でMCを務めることが決定。実に25年ぶりの生放送への出演だという。

 離婚後は、古巣で復職するのではないかと言われていたが予想どおりの展開となった。

 河野に限らず、最近は女子アナたちの話題が多いことに気がつく。

 今年は、1月にTBSを退社した吉田明世、3月いっぱいでTBSを退社する宇垣美里、テレビ朝日からも小川彩佳と宇賀なつみが退社を発表しているなど、続々とフリーアナが誕生している。

 フジの夕方のニュース番組のMCが決まった加藤綾子や、現在『サタデーステーション』(テレビ朝日系)のMCを務める高島彩、バラエティーで活躍中の田中みな実や高橋真麻など、“百花繚乱”といった状態ではあるが、まさに戦国時代となっている。

フリーアナが飽和状態のなかで

 女子アナは“30歳”が転換期と言われて久しい。全員が全員ではないが、局アナ時代には30歳を境に第一線から退いて、後輩に道を譲らねばならなかった女子アナは多い。

 そのためか、最近は30歳になる前にフリーに転身する女子アナが増えているように見える。

 フリーになってまず最初にやることといえば、どこかの事務所に所属すること。

 もちろん個人で活動するのもありだが、やはりどこかに所属したほうが仕事はしやすいし、仕事を取りやすい。

 これまで、局アナがフリー転身後の所属先といえば、元日テレの西尾由佳理や、元青森放送の中田有紀、元NHKの神田愛花などが所属する『セント・フォース』をはじめとしたキャスター系事務所だった。それは、タレントのみを抱えるところよりフリーアナに対する理解が深く、仕事も取ってきやすいだろうと思われていたからだ。

 しかし、いま業界はフリーアナ飽和状態と言っていいだろう。仕事の取り合いが激化している状況は誰が見ても明らかだ。

 キャスター系事務所はその影響をもろにかぶっている。所属アナ全員に仕事が行き渡る状況ではないことは確かだ。人気のあるアナや先輩から仕事が埋まっていき、所属していても、一向に仕事が入ってこない者もいる。

 そこで、最近はフリーになるアナは、キャスター系ではない、芸能プロダクションに所属する傾向にある。

 例えば、加藤綾子はユースケ・サンタマリアや芳根京子がいる事務所『ジャパン・ミュージックエンターテインメント』に所属している。吉田明世もサザンオールスターズや福山雅治が在籍する大手事務所『アミューズ』なのに加え、宇垣美里は米倉涼子や上戸彩が所属する大手モデル事務所『オスカープロモーション』に所属するのでは、と大々的に報道されたばかり。

 それはなぜか。所属タレントの中にほかに同じジャンルの職種、この場合アナウンサーがいなければ、仕事の取り合いになることもなく、事務所も営業がしやすいからだ。

 さらに、フリーになって仕事の幅も広がるだろうと、女優に挑戦したり、小説の執筆にと、アナウンサー以外の仕事に手を伸ばす人も出てきている。これは“芸能プロ”に所属しているからこそ得られる仕事だといえる。

 女子アナが花形職業なのは今も変わっていないと思うが、そこにあぐらをかいていては生き残るのは難しいようだ。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。


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