米クラシック初戦のG1ケンタッキーダービーを現地最低人気で制したリッチストライクの半姉が、今年1月にわずか2万5000ドル(約320万円)でカナダの生産者に買われていたことが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 リッチストライクの9歳上となるウノストライクはマッチョウノ産駒。現役時は5戦して未勝利のまま繁殖入りした。

 1月に米キーンランドでのセールに出向いたS.フォアマン氏は競りに負け続けた後で、2005年のカナダ最優秀3歳牝馬ゴールドストライクの娘が主取りになっていたことに気づいた。

 フォアマン氏は「カラヴァッジオの産駒を受胎していることが目を引いたの」「母はカナダの3歳女王だし、母父は(カナダ産の名種牡馬)スマートストライク。カナダに連れ帰るにはいい血統だと思ったわ」とウノストライクの購入理由を語った。

 ちなみに当時のリッチストライクは未勝利戦を勝ったのみ。フォアマン氏は「ダービー当日までリッチストライクが出ることさえ知らなかった。馬の出産のために牧場にいたのだけれど、レースが終わったら友人に『わたし、ケンタッキーダービー馬の半姉を持ってるわ』って言っちゃった」と運命が激変した瞬間を振り返った。

 なお2月にカラヴァッジオ産駒を無事出産したウノストライクは、今年はマキシマムセキュリティを配合したという。