2月のG1サウジカップでよもやの10着と大敗したホワイトアバリオが、現地6月8日の米G1メトロポリタンハンデキャップに向かうことをR.ダトロー調教師が明らかにした。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じている。

 ホワイトアバリオは昨年11月の米G1ブリーダーズカップクラシックで日本馬デルマソトガケを2着に下して勝利。5歳となった今年も現役を続行したが、サウジカップでは見せ場なく10着に終わり、3月のドバイワールドカップには向かわず帰国していた。

 ダトロー師はメトロポリタンHの後は連覇がかかる8月3日のG1ホイットニーステークスから11月2日のBCクラシックという昨年と同じローテーションを示唆。「それがこの馬にとって自然かつ綿密なプランに見える」と話している。