ケンタッキーダービーを制したミスティックダンのプリークネスステークス参戦をK.マクピーク調教師が現地11日に発表。各競馬メディアが報じた。

 ミスティックダンは11日の朝にチャーチルダウンズ競馬場で12ハロンから脚を伸ばし、調教をつけたR.アルバラード元騎手は「いい感じだった。彼は日々進歩していると思っていたし、そうなっている。元通りだよ。すぐにレースモードに戻れる」と好感触を伝えている。

 マクピーク師によると、ミスティックダンは12日に舞台のピムリコ競馬場に向けて出発し、レースまでに強く追い切る予定はないという。

 なお、プリークネスSではアーカンソーダービーで敗れたムースとの再戦が予想されるが、マクピーク師は「彼は仕上がっていたからね」とKYダービーに出走できないB.バファート厩舎と目標の違いを強調。「それを言い訳にするつもりはない。ただ、コーナーで横に流れたし、ブライアン(ヘルナンデスJr.騎手)は3、4馬身ほどのロスと感じたようだ」「私はムースともう1戦できることに楽観的だよ」と前向きに話している。