カザフスタンやロシアでキャリアを重ね、ドバイでG1を勝つなど異色の経歴を持つカビールカーンが米国のB.コックス厩舎へ移籍した。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 カビールカーンはカリフォルニアクローム産駒の4歳馬。米国生まれだがカザフスタンでデビュー後にロシアを主戦場とし、UAE移籍後の今年1月にG1アルマクトゥームチャレンジを圧勝。3月にはG1ドバイワールドカップにも出走(8着)した。

 すでに新拠点のケンタッキー州に到着してギャロップを始めているカビールカーンについて、コックス調教師は「私たちは彼のことを知り始めたばかり。もう少し詳しく知って、調教を重ねてから今後のプランを立てるつもり」と話している。