現地16日に英G2ミドルトンフィリーズステークスを圧勝したブルーストッキングが、次走を6月29日の愛G1プリティポリーステークスに定めたことが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 R.ベケット厩舎のブルーストッキングはキャメロット産駒の4歳馬。3歳時は愛オークスと英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスで2着に入り、前走で待望の重賞初制覇を果たした。

 当初は今月31日に行われる牡馬混合の英G1コロネーションカップへの参戦も検討されていたが、オーナーブリーダーであるジャドモント陣営は牝馬限定戦のプリティポリーSを選択。欧州レーシングマネージャーのB.マホン氏は「彼女は距離短縮と良馬場をうまく乗り切った。素晴らしいパフォーマンスだったと思う」と前走を振り返りつつ、「当面は牝馬同士で戦うつもり。現時点ではそれが最も理にかなった選択肢だ」と語った。

 なお同氏は、シーズン後半で牡馬混合戦に向かうかは牝馬限定戦の結果を見て見極めたいと含みを残している。