G1愛ダービー(30日)の追加登録が現地25日に締め切られ、英ダービーで2着のアンビエンテフレンドリー陣営が10万ユーロ(約1710万円)の追加登録料を投じて参戦に踏み切った。

 リングフィールド競馬場の英ダービートライアルステークスを快勝したアンビエンテフレンドリーは本番でシティオブトロイの2着に敗れたものの、同3着で愛ダービーでも再戦が予想されるA.オブライエン厩舎のロスアンゼルスには3馬身余りの先着を果たした。

 愛競馬メディア『irishracing.com』などによると、J.ファンショー調教師は「アンビエンテフレンドリーはエプソム(英ダービー)から本当に良い状態で帰ってきたようだ」「先週の水曜日(19日)に追い切って、週末に向けて良化してきた感じだし、あの馬には非常に満足しているよ」と好調をアピール。

 その上で「この1週間は天気予報を気にしていたが、雨は大して降らないようだ」「エプソムは稍重だったし、彼はいい動きをする馬だからカラ競馬場の馬場を何ら問題にしないと思う。本当に楽しみだよ」と抱負を口にしている。

 なお、アンビエンテフレンドリーの追加登録を受け、大手ブックメーカーの『ラドブロークス』は前売りオッズを2.1倍の1番人気、ロスアンゼルスを2.5倍の2番人気に設定した。