プロテイン(protein)。日本語だと、タンパク質のことだ。普段から筋トレを欠かさない人は筋肉作りのため、トレーニング後に意識的に摂取していることだろう。

粉末タイプのものを水や牛乳に溶かして摂取したり、はたまたゼリーやチョコバータイプのものを普段から常用している人もいるかもしれない。

2021年9月、ツイッター上でとある「プロテイン」が話題に上がった。それがこちらだ。

ん?プロテイン??(画像はカドヤ公式サイトより。以下同)

ドラッグストア等で見かける粉末タイプのプロテインの袋を想像した人は意表を突かれたかもしれない。

どう見ても、あれにしか見えない。しっかり煎った大豆を粉末にしたもの。そう、「きな粉(いりだいず粉)」だ。

きな粉としか言いようがない、とってもきな粉感のあるパッケージの右下には、赤字で堂々と、こう書かれている。

「プロテイン」

そう、これはプロテインだ。左隣に「(いりだいず粉)」と記載されているため間違いなくきな粉でもあるのだが、プロテインなのだ。きな粉の現在料は大豆だし、大豆にはタンパク質が豊富。ほら、間違いなくプロテイン。

それにしても、このきな粉は一体どうしてこんなにもプロテインに憧れてしまっているのか――。Jタウンネット記者は2021年9月27日、販売元を直撃した。

実は30年以上も前からあるロングセラー商品

話題の商品「プロテイン(いりだいず粉)」を販売しているのは、大豆製品や農産乾物などの加工・販売を行うカドヤ(東京都町田市)。広報の担当者に単刀直入に命名の由来を聞くと、

「大豆だから、プロテイン」

と即答。清々しい命名理由だ。

大豆だから、プロテイン

そもそも、こちらの商品は実は30年以上も前からあるロングセラー商品。商品開発当時は、「プロテイン」という言葉が今ほど普及している時代ではなかった。時代に先駆けて商品名に採用したというわけだ。

調子に乗った記者が「ようやく時代が追いついて来たという感じですか?」と聞いてみたら、

「そんなことはないです(笑)」

と、謙遜していた。

発売されてから随分と時を経て今回ネット上で話題になったことを受けて、担当者も終始不思議そうだったが、これからも変わらぬ実直な商品作りを続けていってくれそうだ。

スーパー等で話題の「プロテイン」を見つけたら、ぜひ入手してその味を確かめて見て欲しい。