月に行けるかも――。

2022年4月21日、そんな夢のあるコメントを添えて投稿された写真が ツイッターで話題を集めた。

画像はカガクノトビラ(@kagakunotobira)さんのツイートより

投稿したのは、天文関連コンテンツ制作グループ「カガクノトビラ」プロジェクトのツイッター担当者。写真で切り取られているのはよく道路で見かける「指定方向外進行禁止」の標識。指定する方向以外の車両の進行を禁止する道路標識だ。

標識だけなら、何の変哲もない光景。この道、自転車以外は真っ直ぐしか進めないのか...と、自転車や車で通りがかったら何の気なしに通り過ぎてしまいそうだ。

だが、今回絶妙なアングルで撮影された写真では、行き先まで指定されているように見えるから面白い。

そう、向かう先は「月」だ。

「自転車で行けたらETの世界味わえそうw」

なんとも想像力を掻き立てられるこちらの写真。5月9日夜時点で15万3000件を超える「いいね」がつく大反響だ。ユーザーからは、

「あ、俺チャリじゃん」
「行ったはいいものの帰って来れなさそう」
「よし!!月まで自転車で行くか」
「自転車で行けたらETの世界味わえそうw」

といった声が上がり、米・スティーヴン・スピルバーグ監督の有名映画『E.T.』(1982年)のワンシーンを想起した人も。標識的に自転車以外で月に向かうと帰ってこれないのだろうか......などと、色々と考えると笑ってしまいそうだ。

「普段から手軽にスマホで撮れる星景写真をツイートしておりまして、この時も明け方に買い物で通りかかった際に、ちょうど矢印と月が重なることに気づき、撮ったものです」

撮影当時の状況をそう振り返るカガクノトビラのツイッター担当者。写真は4月21日朝5時頃、西武新宿線花小金井駅近くの小金井街道「花小金井駅西交差点」で撮影したものだという。

普段から天文関連のコンテンツ制作を目的に活動しているカガクノトビラ。今回投稿が話題になったことを受けて、

「一人でも多くの方が空を見上げる機会が増えたなら、とても嬉しいです」

と、機会提供の一助となったことを喜んでいる様子だった。

カガクノトビラでは現在、プラネタリウム番組やスマホ向けVRコンテンツを制作中とのことで、気になる人はぜひ公式サイトもチェックして見てほしい。

そして今回の記事を読んで、近くて遠い月へ思いを馳せたくなった――。そんな人がいたら、過去にJタウンネットで「月見バーガーを『月』まで行って食べてきた」という体当たりな記事も発表しているので、あわせてご覧いただきたい。