2022年11月26日、1枚の「ビルの写真」がツイッター上に投稿された。その写真には12月5日時点で、7万件もの「いいね」寄せられている。

どれほど「すごい光景」が映っているのか――皆さんにもご覧いただこう。

なんの変哲もないビルだが...?(画像は@arakichi1969さん提供 )

これが、ツイッター上で多くのユーザーの目を奪った写真である。メインの被写体は「日本経済新聞」の看板が設置された建物。外壁はコンクリート打ちっぱなしだろうか。

投稿者である情景師アラーキー(@arakichi1969) さんは、ツイートにこんなつぶやきを添えている。

「お分かりいただけたでしょうか?」

この写真を見て、一体何を分かればいいのだろうか?

ベランダに注目

「特に変なところはなかったけどなあ」と思った読者は、ビルのベランダ部分をよく見ていただきたい。4階の隅である。

ベランダの隅に...(画像は再掲)

窓ほどのサイズのコインが見つかっただろうか。これは超巨大な一円玉......ではなく、普通の一円玉。

そう、なんとこのビルはジオラマ作家である情景師アラーキーさんが作成した八十分の一スケールの「作品」なのだ。

情景師アラーキーさんのツイートによると、話題のビルは幅4メートルにも及ぶ巨大なジオラマの一部。「1990年の麻布十番」の町の制作を依頼され、当時の街並みについて聞き込みや調査を重ねて完成させたものだという。

一年かけて制作(画像は@arakichi1969さん提供 )

ジオラマだと聞いてもなお、にわかには信じがたい。あまりのリアリティに、ツイッター上でも

「もはや一円玉がなければ実物と区別がつかない...」
「え?何がおかしいの?心霊?とか思ってたらこれジオラマやん。。。。」
「すごいジオラマ!!!本物にしか見えない!!」

など、驚愕の声を上げるユーザーが相次いでいる。

2022年12月8日10時15分編集部追記:記事初出時、一部表記に誤りがあったため修正しました。