20日、熊本市の住宅街で発砲音のような音が響いた騒ぎがあり、公務執行妨害の疑いで逮捕された男が、22日、熊本地検に送致されました。
公務執行妨害の疑いで送検されたのは中国籍の男(51)です。
20日、熊本市中央区出水のアパートで「拳銃の発砲音のような音がした」と通報があり、住宅街に規制線が引かれ、周辺の学校が見守り下校の措置をとるなどした騒ぎがありました。
警察によりますと、男は、刃の長さが約8センチのハサミを、駆け付けた警察官の盾に数回突き付けた疑いが持たれています。
警察の調べに対して「作業がうまくいかずイライラしていた」「音が出るだけの銃を数発撃った」と話しているということです。
男の部屋からは複数のモデルガンが見つかりましたが、本物の銃はありませんでした。