肥薩線の復旧に役立ててもらおうと、球磨焼酎の蔵元「繊月酒造」が、熊本県に寄付金を贈りました。

 繊月酒造は、年に1回開くイベント「繊月まつり」の売り上げの全額を学校などに寄付しています。

 26日、堤正博会長と堤純子社長らが県庁を訪れ、木村知事に約174万円の目録を手渡しました。

 堤純子社長は「肥薩線は人吉の観光に重要なので、地域の人の思いも乗せて受け取ってください」とあいさつしました。

 県は寄付金を、路線復旧の機運を高めるためのイベントなどに活用するということです。