トマトアイスクリームのレシピ!子どもと一緒に簡単に作れる

トマトを使ったアイスクリームのレシピを、料理研究家の高橋千帆さんに教えていただきます。準備で30分、冷凍が2時間×2回の、子どもと一緒に作れる簡単レシピです。

トマトのヨーグルトアイス

トマトのおいしさがぎゅっとつまった、ピンク色のヨーグルトアイス。子どもとの手作りデザートにぴったりです!熟したトマトほど甘味のあるアイスになりますよ!

トマトのヨーグルトアイスの材料

材料(2人分)

完熟トマト:中1個(150g)

生クリーム:100ml

きび砂糖(白砂糖でもOK):18g

ヨーグルト(加糖):70g(1個)

冷凍用保存袋:1枚(MかLサイズ ※)

あとで出てくる写真に写っている袋は、Lサイズです。M、Lどちらのサイズでも作ることができます。

作り方

トマトはヘタをくり抜き、反対側に包丁で十字に切り込みを入れる。

鍋に湯を沸かし(分量外)、トマトを20秒ほど入れる。皮がむけてきたら取り出し、氷水に浸ける。
トマトを湯に入れたあと氷水に浸けて皮を取り除く

トマトの皮をむき四等分のくし切りにする。
トマトを四等分のくし切りにする

3をボウルに入れ、ハンディブレンダー(またはミキサーやすり鉢など)で下2つ目の画像くらいのピューレー状にする。
トマトをハンディブレンダーなどでピューレー状にする ピューレー状になったところ

冷凍用保存袋に4、生クリーム、きび砂糖、ヨーグルトを入れ、材料が混ざるまで袋の上から手でよく揉む。
冷凍用保存袋に材料を入れて混ざるまでよく揉む

空気を抜いて封をしっかりと閉じ、平らにしてバットにのせる。冷凍庫で2時間冷やす。
袋の空気を抜いて封を閉じ、平らにして冷凍庫で2時間冷やす

一度取り出して滑らかになるまでよく揉み、再び冷凍庫で2時間冷やす。


おいしく仕上げるコツ

途中で揉む理由は、好みの食感に調整するためです。
・下の写真のように空気を含んだ状態で揉むと、フワッとした食感になります。
・空気を含まない状態で揉むと、シャーベットのような食感に仕上がります。   一度取り出して滑らかになるまで揉み、再び冷凍庫で冷やす

取り出して室温に5分ほど置いてから溶けすぎない程度に揉み、かたまりがあればスプーンで崩しながら器に盛り付ける。
トマトのヨーグルトアイスのレシピ

最後に

子どもと一緒にトマトのアイスクリームを作ってみてください。

高橋千帆

高橋千帆/Chiho Takahashi

料理研究家/ベジタブル&フルーツアドバイザー

1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリーなど、さまざまな経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。また企業のフードスタイリング他、食事の講座を主催しながら、家庭でも簡単に美味しく作れる「身体と心が喜ぶ料理」を研究している。
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[トマト]おいしいトマトの見分け方と、保存のコツ

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トマトには大きく分けて2種類あり、果皮が赤い品種の「赤系」、果皮が透明な品種の「ピンク系」に区別されます。現在は品種改良が進み、あまり区別はなくなっています。鮮やかな赤い色の正体は「リコピン」で、カロテノイドの一種です。

最終更新:2024.05.19

文・写真:高橋千帆
監修:高橋千帆、カゴメ