<全国高校サッカー>尚志 我慢、帝京長岡の猛攻しのぐ

<全国高校サッカー>尚志 我慢、帝京長岡の猛攻しのぐ

 我慢に我慢を重ねて帝京長岡の猛攻をしのいだ。尚志は前半の1点を守り切り、7大会ぶりの4強入りを決めた。
 相手は18歳以下のフットサル全日本選手権を制した選手も所属する足技自慢ぞろい。わずかなスペースが危機をもたらしてしまう。センターバックに入った大川主将は「周囲としっかり意思疎通を図り、隙間をつくらないようにした」と振り返る。
 守備陣にけが人や出場停止者が出る苦しい台所事情だった。それでもボランチが本職の大川が最後列でチームを鼓舞する。陣形をコンパクトにまとめ、相手の自由を許さなかった。
 選手は県外出身者も多いが、福島への思いは強い。チームは東京電力福島第1原発事故の対応拠点から、昨夏に使用が一部再開されたJヴィレッジ(福島県楢葉、広野町)で最終調整して大会に臨んだ。仲村監督は勝利のたびに「福島は元気だということをサッカーで示したい」と言い続ける。
 準決勝の相手は青森山田。東北対決となった。大川は「闘志を燃やしつつも、頭は冷静に。尚志のサッカーで立ち向かう」と意気込んだ。(山本武志)


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