<全国高校サッカー>準決勝、58大会ぶり東北対決 緑と赤、スタンド二分

<全国高校サッカー>準決勝、58大会ぶり東北対決 緑と赤、スタンド二分

 1960年度大会の遠野(岩手)−秋田商以来58大会ぶりの東北勢対決となった準決勝で、青森山田と尚志の応援団はそれぞれスタンドをチームカラーの緑と赤に二分して声援を送った。
 青森山田は前夜に学校を出発したサッカー部員や吹奏楽部員ら約200人が声援を送った。尚志は約1000人の全校応援。バス28台で駆け付け、赤いメガホンで「頑張れ尚志」の掛け声で選手を後押しした。
 両校の背番号10は、ともに宮城県出身でベガルタ仙台ジュニア育ち。
 青森山田の10番・MF檀崎竜孔(りく)選手(3年)の父寛之さん(38)=名取市=は、尚志の10番・FW伊藤綾汰選手(3年)の父拓史さん(39)=仙台市若林区=と試合前に顔を合わせ「大会前に『準決勝で会おう』と冗談交じりに話していたが、本当になるとは」と感慨深げだった。
 試合はPK戦で青森山田が勝利。3得点と活躍した尚志のFW染野唯月(いつき)選手(2年)の父智治さん(53)=茨城県龍ケ崎市=は「落ち着いてよくやってくれたが、青森山田相手にそう簡単にいくとは思っていなかった」。悔しがりながらも、東北のレベルアップを全国に示した試合にうなずいた。


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