神奈川県高校野球春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は28日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準々決勝2試合を行い、横浜と東海大相模がベスト4に進出した。5月3日に横浜スタジアムで行われる準決勝の組み合わせは向上―武相、横浜―東海大相模となった。

 横浜は初回に主将の椎木卿五(3年)が先制の2点本塁打を放った。その後も効果的に加点した。先発の左腕奥村頼人(2年)は六回まで無失点と好投。最後は1年右腕織田翔希が2三振で締め慶応を9―4で下した。

 東海は先発の福田拓翔(2年)が3回で7三振を奪う立ち上がり。打線は三回に2死から金本貫汰(2年)の右翼線二塁打など3連打で3点を先制した。その後も長尾幸誠(3年)のソロ本塁打などでリードを保ち、昨秋県大会覇者の桐光学園を8―5で振り切った。