◆横浜DeNA7−0ヤクルト(神宮球場)

 三回、中軸2人によるアベック弾で試合の主導権を手繰り寄せた。

 まずは横浜DeNA佐野が、1死無走者からバックスクリーンへ今季2号。前の打席で二塁打としたカットボールを再び捉え、「バッティングカウントだったので思い切った。グッドスイング」と手応え十分に振り返った。

 2死後には、宮崎が4月27日以来の3号アーチ。初球の外角直球を右中間スタンド最前列に運んだ。「『抜けてくれ』と思いながら走った。とにかく後ろにつなぐ気持ちだった」とベテランも牧不在の打線を支えた。