パリ五輪代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権は27日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで開幕し、女子3000メートル障害は白鵬女子高出身の吉村玲美(クレーマージャパンTC)が9分45秒77で2連覇を達成した。同高出身の西山未奈美(三井住友海上)は9分48秒16の3位に入ったが、ともに代表権には届かなかった。同男子は横浜高出身の滋野聖也(プレス工業)が11位、世界選手権代表の砂田晟弥(同)は16位だった。

 男子三段跳びは湘南学院高出身の山下祐樹(富士防)が16メートル26で2位に入り、桐蔭学園高出身の小田大雅(エクスポ)は4位だった。女子走り高跳びは橘高出身の青山夏実(ダイテックス)が1メートル78で3位に食い込んだ。