自民党の河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)は28日、閣議後のオンライン会見で、党総裁選出馬への意欲を問われ、「意欲については(1996年衆院選で初当選した)28年前から申し上げているところだ」とはぐらかした。

 一方、岸田文雄首相が在任中は「大臣としてこの職務をしっかり全うするということが現時点での最優先だ」とも語り、9月に想定される総裁選への出馬は明言しなかった。

 河野氏は26日、自らが所属する麻生派の麻生太郎会長(党副総裁)に出馬意欲を伝えたとされる。