スマホが関連? 突然発症する急性内斜視

スマホが関連? 突然発症する急性内斜視

ものが二重に見えたら可能性大

正面を見ているときに、黒目が内側に寄ってしまう内斜視のうち、生後6か月以降に発症するものを後天内斜視といい、このうち突然発症する内斜視を「急性内斜視」といいます。これまではごくまれな疾患でしたが、ここ3年で10代を中心に約3倍に増えているという報告があります。

◆患者が急激に増えている要因として挙げられているのがスマートフォンの使用です。スマホが普及した時期と患者の増えてきた時期が重なっていることもあり、ゲームなどで小さな画面を長時間見つめ続けることが、急性内斜視の発症に影響している可能性が指摘されています。

◆浜松医科大学の研究グループが日本弱視斜視学会と日本小児眼科学会と連携し、小児眼科医など1083人に対しおこなった調査によると、2018年の1年間に4割以上の医師が5〜35歳の急性内斜視の患者を診察していました。このうち約8割が発症にデジタル機器が関連したと考えられると回答しています。しかし、因果関係については科学的にまだはっきり証明されていないのが現状です。

▽▼▽ 次ページでは 急性内斜視の主な症状について など▽▼▽

(監修:梶田眼科院長 梶田雅義)


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