「アサデス。KBC」のスタッフが制作し5月に放送したドキュメンタリーが、日本民間放送連盟賞の審査で九州・沖縄地区の教養番組部門最優秀賞に選ばれました。

「軽バンガール〜私がこの道を進むワケ〜」は、「アサデス。KBC」のシリーズ企画「Zの仮面」に登場したフリーランスの20代女性が主人公です。

定住しない生き方を選び、車中泊などをしながら全国を旅する様子を、同じ世代のディレクターが追いました。

女性やその家族らへの取材を通じ、多様性が叫ばれる一方で「普通」であることを強いられるという、若い世代が共通して感じているジレンマを描いています。

きのう行われた審査会で「Z世代の行動に密着した意欲的な作品」との評価を受け、教養部門の最優秀賞に選ばれました。

またKBCの番組からは、「前川清の笑顔まんてん夜もタビ好キ」がバラエティ部門で、「壊山〜災害の歴史を未来の防災に〜」が報道部門でそれぞれ優秀賞を受賞しています。