5日夜、佐賀県神埼市で、自転車で横断歩道を渡っていた女子高校生を車ではね、けがをさせたとして、車を運転していた男が現行犯逮捕されました。

過失運転致傷の疑いで逮捕されたのは、神埼市の自称会社員・光野祐貴容疑者(38)です。警察によりますと、光野容疑者は5日午後7時ごろ、神埼市千代田町境原の国道で軽乗用車を運転し、自転車で横断歩道を渡っていた高校1年生の原口絢夏さん(15)をはね、けがをさせた疑いがもたれています。

原口さんは佐賀市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体ということです。

警察の調べに対し、光野容疑者は「車を運転中、横断歩道を渡る自転車に衝突し、けがをさせたことは間違いない」と容疑を認めています。

現場は片側1車線の信号機のない横断歩道で、警察が詳しい経緯を調べています。