30日、高知競馬場で行われた10R・福永洋一記念（4歳上・ダ1600m）は、多田羅誠也騎乗の6番人気、アポロティアモ（牡6・高知・田中守）が快勝した。3馬身差の2着に2番人気のモダスオペランディ（牡7・高知・田中守）、3着にワールドリング（牡5・高知・別府真司）が入った。勝ちタイムは1:41.4（不良）。

　1番人気で林謙佑騎乗、ガルボマンボ（牡4・高知・細川忠義）は、4着敗退。

　レースは、アイファーキングズが逃げ、アポロティアモ、ガルボマンボ、モダスオペランディが続く展開に。逃げたアイファーキングズを、アポロティアモが4コーナー前で交わして先頭にたつと、後続との差を広げ、勝利した。勝ちタイム1:41:4は、福永洋一記念レースレコード、鞍上の多田羅誠也騎手は、同賞初制覇となった。

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「名誉あるレース」

1着　アポロティアモ
多田羅誠也騎手
「手応え良く走ってくれました。後ろからの脚音も聞こえていたので少し焦りもありましたが、自信を持って行けました。(福永家に対して)こんなに名誉あるレースを創っていただき、勝たせてもらえたことに、本当に感謝しています。祐一さんは調教師になられましたが、これからの中央競馬での活躍も楽しみにしています。名誉ある重賞として、いつかは獲りたいな、という思いがあったので本当に嬉しく思っています。(期間限定騎乗に向けて)このレースがはずみになったと思います。上手くいかないこともあるとは思いますが、精一杯頑張って、全力で乗ってきますので、また応援してほしいと思います。ありがとうございます」

アポロティアモ　39戦12勝
（牡6・高知・田中守）
父：ヴィクトワールピサ
母：アポロノカンザシ
母父：Ghostzapper
馬主：伊藤とみ枝
生産者：天羽禮治

【全着順】
1着　アポロティアモ
2着　モダスオペランディ
3着　ワールドリング
4着　ガルボマンボ
5着　ショーム
6着　ダノンロイヤル
7着　アイファーキングズ
8着　マイネルボーダレス
9着　スペルマロン
10着　マイネルヘルツアス
11着　サンライズナイト