G1シリーズも中盤のオークス。オークスは担当馬のG1勝ち134回のうちライトカラー、エアグルーヴ、エリモエクセル、シーザリオ、トールポピー、ジェンテイドンナ、シンハライトで7勝はまずまずの相性のレースで、思い出深いレースがいくつかあります。

 開業して初めてオークスを勝ったライトカラーは当時レース前に勝負鉄に打ち替えの際に、関東圏の競馬場にのみ洗い場の後に鉄の柱があって、気性の激しいライトカラーの後肢の蹄鉄交換していて、鉄柱に頭から激突して脳震盪。表彰されてるライトカラーを厩舎でテレビ観戦したことを思い出します。

【武豊日記】働く人も馬も気持ちよく過ごせる牧場

半鉄で臨んだオークス

 さらに従業員の頃を含めると思い出深いのはケイキロク。浅見国一先生の指示で蹄鉄を先の半分で履かせる半鉄でレースに出走して見事に勝ちました。まだ経験の浅い私にしてみれば、後ろ半分蹄鉄が無いと滑る危険性があるリスクをおかしてでも、半分にこだわるのを不思議に思っていたけど、蹄踵の弱かったケイキロクの負荷を軽減するほうが優先であるのは勿論!今ではわかります。

明日のオークスはラヴァンダ。今回から接着装蹄にしました。オークスで接着装蹄した勝ち馬はジェンティルドンナ以来で、蹄壁の薄いラヴァンダにとって蹄釘が神経を刺激しないための最善策で能力全開してほしいですからね。状態はさらに良くなっていると感じました。

●5月18日(土)
・新潟
1R レディステディゴー
4R アメリカンピース

・東京
9R チカミリオン

・京都
1R サンダーストライク
6R ゴールドサーベル
9R スマートワイス
10R マイネルエニグマ
11R グロリアムンディ
   ハピ

●5月19日(日)
・新潟
5R アークドール
7R ルクルス

・東京
7R グルーヴビート
10R ルクスフロンティア
11R ラヴァンダ

・京都
1R カーロアヴァンティ
2R テイエムゴールドン
3R ルクスマーベリック
6R テンエースワン
10R アグラシアド
11R スマートラプター
12R スモーキンビリー

以上が装蹄から感じた好感触馬です。