5月26日(日)に開催される「第91回 日本ダービー(G1)」に先駆け、JRA年間プロモーションキャラクターを務める俳優の佐々木蔵之介と見上愛、そして武豊騎手が、都内で行われた「第91回 日本ダービーPR発表会」に出席した。また当日は、抽選で選ばれた競馬ファン約200名も観覧し、発表会終了後には樽酒のふるまわれた。

 発表会冒頭では、司会進行を務める、2018年から4年連続で日本ダービーの実況を担当し、長年に渡り競馬シーンの第一線で活躍する福原直英アナウンサーの呼びかけで3人が登壇。

【写真】日本ダービーPR発表会に出席した武豊騎手

武豊「ダービー7勝目を成就したい」

白毛の馬ロボに乗った武豊騎手

 発表会では、3人で日本ダービーの盛況を祈願し鏡開きが行われた。鏡開きにちなみ、「これだけは成就したい!」ことについて聞かれた武騎手は「騎手は38年目ですが、挑戦し続けさせてもらっている。ダービー7勝目を成就したいです」 と、ダービーへの意気込みを見せた。

 また、キズナが優勝した2013年の日本ダービーのVTRが上映されると、時代劇などで乗馬の経験があるという佐々木から、騎手の乗り方は通常の乗馬とはまったく異なるため、「どうやって乗っているんですか?」と質問が。ステージ上にリアルな馬(のロボット)がいることから、なんと実際に武騎手が実演しながら解説し、佐々木も騎手としての騎乗体験をすることになった。白毛の馬ロボに乗った武騎手は、「(白毛で知られる)ソダシに乗ってみたかったですね」と語りながら実演。武騎手にアドバイスを聞きながら騎手になりきった前傾姿勢を披露した佐々木は、冗談交じりに「いけるな・・・」とつぶやき、会場を沸かせた。

 最後に日本ダービーに向けて、「ダービーは特別なレースで、この仕事の励みになるレースです。あと1週間切り、 こう見えても緊張してますんで。(史上初となるダービー)7勝目を目指して頑張りたいです」と語った。