6月6日、園田競馬場で行われた11R・六甲盃(4歳上・ダ1870m)は、下原理騎乗の2番人気、ラッキードリーム(牡6・兵庫・新子雅司)が勝利した。クビ差の2着にユアヒストリー(牡6・船橋・山下貴之)、3着にツムタイザン(牡6・兵庫・木村健)が入った。勝ちタイムは2:03.1(良)。

 1番人気で吉原寛人騎乗、セイカメテオポリス(牡6・大井・渡邉和雄)は、7着敗退。

 前哨戦はよもやの3着に敗れたラッキードリームだったが、春の大一番で真の強さを見せつけた。外枠から絶好のスタートを決めて逃げを打てたことで、流れをグッと引き寄せた。序盤でペースを落として脚をためると、3角から後続を引き離しにかかる。船橋のユアヒストリーが外から猛然と迫ってきたが、直線に入ると二枚腰を使って追い上げを振り切り、地元最強の貫禄を示した。

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しぶとく逃げ切る

 下原騎手は「スタートを決めて逃げか2番手に行ければと思っていました。ペースもゆっくり行けました。4角では一杯になってきていたけど、最後は相手も来ていた分、伸びていました。チャンピオンと言ってほしいですね」と笑顔を見せた。新子雅司調教師は「馬が大人しくなったのか、ズブくなったのかまだ判断できないが、状態は良くなっていたので巻き返してくれると思っていた。6歳だしまだまだ頑張ってくれると思う」と復活を喜んだ。今後は未定だが、昨年同様に金沢のイヌワシ賞(2000m、8月25日)を視野に入れている。昨年3着に敗れた園田金盃制覇を目指して、これからも突き進む。

 一方、2着ユアヒストリーの澤田龍哉騎手は「休み明けでしたが、よく走ってくれたと思います。セイカメテオポリスより前で、2列目あたりで競馬ができればと思っていましたが、前(ラッキードリーム)を楽にさせてしまったので、最後はかわせず、相手の地力を感じました」と悔しがった。3着以下に敗れた馬もスローペースで前が止まらなかったという声が多く聞かれたように、下原騎手の絶妙なペース配分が勝負の明暗を分けたようだ。

ラッキードリーム 32戦19勝
(牡6・兵庫・新子雅司)
父:シニスターミニスター
母:サクラスリール
母父:ファンタスティックライト
馬主:野田善己
生産者:谷岡牧場

【全着順】
1着 ラッキードリーム 下原理
2着 ユアヒストリー 澤田龍哉
3着 ツムタイザン 杉浦健太
4着 サンライズホープ 川原正一
5着 ガルボマンボ 林謙佑
6着 ドンカポノ 永森大智
7着 セイカメテオポリス 吉原寛人
8着 ナムラタタ 廣瀬航
9着 メイショウハクサン 大山真吾
10着 ジンギ 鴨宮祥行
11着 リバプールタウン 松木大地
12着 スマイルミーシャ 吉村智洋