ハイデル氏、シャルケ飛躍に導くテデスコ監督の手腕に「脱帽」


最後のシャルケがボルシア・ドルトムントから勝利を収めたのは、2014年9月27日に行われたレヴィアダービーにて2−1で勝利を収めた時だ。その時に先発した選手で、今回も先発に名を連ねていたのは主将のラルフ・フェアマンただひとりである。それ以降は6試合の対戦で2敗4分。だが今回はコノプリャンカの先制ゴール、そしてナウドのダメ押し弾によってシャルケが久々の勝利を飾っている。

試合終了後、ドルトムントのマルコ・ロイスは、TV局スカイとのインタビューのなかで、シャルケが勝利にふさわしかったとの考えを示した。「開始から60分までにみせてしまったミスの理由を考えていかなくてはならない。そこで僕たちはいいサッカーをすることができなかった。スペースをタイトに詰めることができていなかったし、相手に自由を与えてしまっていた。そして0−2となった時点で気持ち的に難しいものとなってしまったね。」この日のロイスは2015年2月28日以来、実に3年ぶりのレヴィアダービー出場となったのだが、敗戦に不満の表情を色濃くみせならがも、すでに気持ちは前へと向けている。「もうこのことは終わり!それでおしまいだよ」

当然ながらそれとは全くことなる雰囲気に包まれているのが、シャルケ陣営だ。前半戦では0−4から劇的な同点劇を演じ、そして今回はホームの観衆の前で勝利を収めたことについて、マネージャーを務めるクリスチャン・ハイデル氏は「このダービーがいかにこの地域の人々にとって重要なものか。それをここ数日あらためて感じることができていたし、そのことをどんどん強く私自身も感じているよ。そして私にとっても同じように重要なものになっているんだ」とコメント。

その成功に大きく寄与している人物こそドメニコ・テデスコ監督であり、この試合でもボルシア・ドルトムントを相手に見事な選手起用をみせ、特に第21節以来となる先発出場を果たしたイェウヘン・コノプリャンカが先制ゴールを決めるなど、その期待に応える活躍を披露。試合後には指揮官への感謝の気持ちを述べていたが、一方のテデスコ監督は全ての選手たちに対して「感謝の言葉を伝えなくてはならない」と述べ、さらにダービーでの勝利で大いに沸くシャルケファンが控える北側のスタンドにて、ファンとともに勝利を祝うというサプライズも見せた。

「北側の観客席に登ることができるというのは特権なんだ。本来この試合で称えられるべきなのは、選手たち全員なのだが、しかしここで登らなくてはファンたちがとてもがっかりしてしまうような気がしてね」とテデスコ監督はクラブ公式ツイッターにて説明。また見ている者からすると、テデスコ監督がいつになく感情を露わにしていたことに驚きもあったようだが、ハイデル氏は「彼はもともと情熱派だよ。それが今みれただけさ」と述べ、今回のダービーでの勝利を「当然ながら今季のハイライトだ」と喜びをみせた。

「我々は2年前にチーム作りをスタートさせた。当初は少しうまくいかないところもあったが、しかし今はとてもいい道を歩むことができている、ただぬか喜びするようなつもりはないがね。テデスコ監督が経験の浅い監督だとはまったく思わない。ブンデス1部の部分だけをみればそう眼に映るのかもしれないが、しかし彼は非常に多くの経験を積んだ指揮官だ。私は彼がどういう経験から言葉を選んでいるのかを常に感じることができる。そしてテデスコ監督はシーズン前に話していたことを、しっかりと実践にうつしてくれているんだ。それはCL出場ということではないよ。そうではなくチームとして発展させていきたいということ。彼がみせているその手腕には脱帽だよ。そしてこのチームにはまだまだ長い伸びしろを感じることもできている。」


 


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