©️IMAGO/Laci Perenyi

 バイヤー・レヴァークーゼンの誰もが待ち望んだパトリック・シックの復帰が、いよいよ間近にまで迫っている。鼠蹊部の問題により3ヶ月以上離脱が続くチェコ代表FWだが、いよいよメンバー復帰する目処がついた。本日火曜午前に行われた1時間半の練習では、シックは無難にフルメニューをこなす姿が見受けられており、その後は筋肉系の問題を抱えるアミリや、病気を抱えていたアズムンと共に外れ、アスレティックコーチと共に個別調整を行った。

 これは先週より見受けられていた”普段通り”の光景であり、なんら不安に抱く必要はない。思いのほか離脱が長期化してしまった同選手だが、ただこの2・3週間に関して言えば順調にきており、先週末のアウグスブルク戦からも復帰の期待感がもたれていたものの、それを1週間見送りいよいよ復活の時を迎えそうである。パスやプレスでは特に揉んだいを感じさせないシックは、いきなり先発ということはなくとも貴重なジョーカーにはなるだろう。まさにレヴァークーゼンにとっては3月から半年以上離脱していたフロリアン・ヴィルツに続く、待ち望んでいたシックの復帰がいよいよ実現する。