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 前節では人員不足からトーマス・トゥヘル監督は、バイエルン・ミュンヘンIIから3人の選手をブレーメン戦にてベンチ入りさせた。だが土曜日のFCシャルケ04戦では例えば、ダヨ・ウパメカノは今週よりフルメニューに参加。軽度の筋損傷からの回復をみせており、出場停止明けとなるレオン・ゴレツカと共に先発候補として復帰を果たすところ。ただ中盤では若手ライアン・グラフェンベルフと共に虎視眈々とスターターの座を虎視眈々と狙っていることだろう。

 また「痛み」から何度か短めに練習を切り上げたトーマス・ミュラーについても、最後の3セットはフルでこなせており、「非常に良い、フレッシュな印象だ。明日への準備はできている。いつもどおりにね」と指揮官。最近では2試合で途中出場となっているが、なかなか調子が上がらないサディオ・マネ、ブレーメン戦では得点で存在感をみせたリロイ・サネらとともに、膝の負傷でシュポ=モティング不在のなかFWの定位置争いを展開していく。

 GKに関してはマヌエル・ノイアーが、下肢の骨折から順調な回復をみせてヤン・ゾマーにプレッシャーをかけており、すでにGKに特化した練習も再開。「でもうかれないようにしないといけないよ」とトゥヘル監督は警告。「それでも非常に喜ばしい知らせではあるがね」とも付け加えており、こちらは遅くとも7月はじめの準備期間開始までには完全復活が期待できそうだ。

先発予想:Sommer – Mazraoui, Pavard, de Ligt, Joao Cancelo – Kimmich, Goretzka – L. Sané, Musiala, Coman – Gnabry