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　主将マルコ・ロイスに続きボルシア・ドルトムントは、今季までの契約となっていた副主将、マッツ・フメルスとの契約を１年延長したことを発表した。同選手は決断について「シグナル・イドゥナ・パークで素晴らしいファンと共にプレーできるということ、その素晴らしさは誰もが知るところだろう。とはいえそれでも決して軽々しく下した決断ではない。長い時間をかけて導き出した結論だ。シーズンを終える今になって思うことは、もう１年やる気に満ち溢れているということだよ」と説明している。

　２０１９年より再びドルトムントでプレーする３４歳は、それ以前の３年間はユース時代を過ごしたバイエルン・ミュンヘンへにてプレー。最初のドルトムント移籍は２００９年のことであり、それ以降はブンデス２連覇（２０１１、２０１２）、国内二冠（２０１２）、ＣＬ決勝進出（２０１３）、ドイツ代表へと飛躍を遂げ２０１４年Ｗ杯制覇。つまり１１年ぶりブンデス制覇を目前に控え、その前回の優勝を当時選手としてプレーしていた唯一の選手なのだ。

　その空中戦とビルドアップにおける強みを活かし、今季ここまでブンデス２９試合に出場して１得点。終盤にきてフランクフルト戦、ヴォルフスブルク戦、アウグスブルク戦といずれの零封にも見事なパフォーマンスで貢献しており（３試合のkicker採点平均１．６７）、３連勝で首位奪還へと寄与しているところ。

　「マッツ・フメルスがさらに１年、ボルシア・ドルトムントに残ってくれることを、非常に嬉しく思っているよ。彼はこのクラブと共鳴し合える選なんだ」とハンス＝ヨアヒム・ヴァツケCEOはコメント。さらにセバスチャン・ケールSDは「その経験とリーダーシップが、来季もこの若いチームにもたらされていくことは本当に良いことだと思う」と喜びを語った。

Mats macht's! ✍✔

🤩 Der #BVB und Abwehrspieler @matshummels haben sich auf die Verlängerung des am 30. Juni auslaufenden Vertrags um ein weiteres Jahr verständigt.

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— Borussia Dortmund (@BVB) May 24, 2023