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 失意の痛み分けから1日が経過し、ボルシア・ドルトムントのマッツ・フメルスが、改めて自身の想いをインスタグラムにて綴った。数日前にはドルトムントとの今季限りの契約をさらに1年間延長していたセンターバックは、この日50分ほどのトレーニングを行ったのち、レアルへの移籍の噂が指摘されるベリンガムらと共に、100人ほど集まったファンたちとのサインに応じていた。

 そしてその後、同選手は「この街、このクラブが、どれほどまでにこの試合を待ち望んでいたことか。ここのところの幸福感、それはこのスタジアムでもどこに足をはこんでも、もはや経験したことのないほどのものがあった。」と、試合後にピッチ上で頭を両手で抱え、失意に暮れる自身の写真とともに投稿。

 「共に思い描いてきた夢を叶えることができなかった、それはより苦しさ、失望感、悲しさを与えるものであり、それ以外の何ものでもない。あれから1日が経過したけれど、それでも僕が言葉にできるのはそれしかないんだ」と言葉を続けたフメルスだが、ただ1つそこで胸に刻んでおきたいこと、それは「皆さんが見せてくれた反応というのは、まさにこのクラブを象徴するものだった」

 そして「最初はもちろん皆ががっかりしていたけど、それにも関わらずスタジアムはほぼ満席のままで、皆さんからの声援や激励はとんでもないことだと思う。試合後の路上でも今日の練習場でも慰めや、次へのモチベーションを与えてくれているんだ」と述べており、そして「これがボルシア・ドルトムントなんだ。この結束力、そして失敗や失望から、一緒に立ち上がっていくということ。僕たちはまたきっと戻ってくる」と言葉を結んでいる。

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