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 バイエルン・ミュンヘンはこの日16歳の誕生日を迎えた、リュボ・プリッチと長期契約を締結したことを明らかにした。クロアチア期待の若手センターバックは当初、バイエルンのU17にてプレーする予定となっていたものの、首脳陣が高くその才能を評価することからこのたび長期契約締結へと至っている。なお具体的な契約期間については特に明かしてはいない。

 バイエルン・キャンパスのハリル・アルティントップSDは「リュボは対人戦に強いディフェンダーで、高いメンタリティを持ち合わせる、常にチームのために全力を尽くす選手だ。素晴らしい内面性も持ち合わせている」と評価。事実メディアによればバイエルンのほかバルセロナ、ユベントスなど欧州の数多くのトップクラブから注目を浴びていたようで、その争奪戦を制するにあたり「チームプランナーのフロリアン・ツァーンを中心とするスカウト陣が、この移籍をなんとか実現することができ、リュボをこのキャンパスに招けることをとても嬉しく思っているよ」と語った。

 クロアチア東部ヴィンコフチに生まれたプリッチは、2018年冬から1部リーグのNKオシエクのユースチームにてプレー。すでにクロアチアU-17代表のレギュラーとして出場しており、現在開催中のU-17欧州選手権にも出場しているところ。そこで予選ラウンド3試合すべてでセンターバックとして90分間フル出場し、唯一勝利したオランダ戦(1-1)ではゴールも決めている。

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— FC Bayern Campus (@fcbayerncampus) May 31, 2023